2010年12月21日火曜日

フィトンチッド Phytoncide
   

そんな訳でクリスマスリース作りをタンノーした花咲ジジイであったが、そこは転んでもタダでは起きない。
リースを作った端材を束にして持ち帰ってトイレの壁、枕元などに飾り付けてみた。
   
見てよし、ではあるが、これら針葉樹の端材からは何ともいえないいい香りがするのである。
  
この森の香りのもとがフィトンチッドなる物質であるといわれている。
これは樹木が発する揮発性物質であり、テルペン類を主成分とする有機化合物である。
これが良いニオイのもとなのであると思われる。
  
ヒノキ風呂なんかも同じ理屈ではなかろうか。
  
これを部屋に置くことで、外出先から戻ったときなどにその香りを実感できる。
家にいながらにして森林浴なのだ。
   
一昨日コメントいただいた匿名さんは 「香りが外に逃げないようにドアの内側にかけた」 とおっしゃっていたが、もちろんこれは香りを大切にする姿勢としてアリだとおもう。
仮にリース本来の意味が「魔よけ」だったり、客人の「歓迎」だったりした場合は、その役目を果たさないが、それはまず自分が見て楽しめる、さらに香りも楽しめるという意味で許されるのではなかろうか。
  
さらにドアの内側ならとられたり、いたずらされたりすることもないし。
世知辛い世の中ゆえ、ドアの内側も十分アリだと思う。
   
因みに花咲ジジイの力作はドアの外に飾ってあって、内心ちょっとヒヤヒヤしている。
まぁ何もないと思うのだけど、無事を確認するたびにウムウムと頷いてしまう。
小さい男、花咲ジジイでありました。
  
  

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