飛ぶ葉っぱ
昨日ケヤキの話をしたので、付けたしをちょっと。
思うに、一番良く飛ぶ葉っぱってのはケヤキなんじゃないかと思う。
通りかかった陸橋には茶色いケヤキの枯葉がいっぱいだった。
最近、知人のマンションの大掛かりな外装工事があった。
ベランダは防水塗装処理がなされて新築と見紛うくらいピカピカになった。
ゴミひとつ落ちていない無垢な状態だ。
数日後、その無垢なベランダに飛来した一番客は何だと思いますか?
聞くと、それはなんとケヤキの葉っぱだった というのだ。
ケヤキは大木だけに沢山の葉っぱを散らす。
ケヤキは大木だけに高いところから葉っぱを散らす。
さらに葉っぱは乾燥して軽いので風にのって割りと遠くまで飛ぶのだ。
ケヤキの場合、葉っぱが一枚一枚離れて飛んでいく場合と、葉っぱが細い小枝ごとかたまりとして飛んでいくふたつのケースがある。
かたまりとして飛ぶ場合は、その葉の根元に実がついていて、種をより遠くへ飛ばす工夫がそこにはある、ということは昨年12月7日の花咲ブログで書いた。
イチョウも多くの葉っぱを落として掃除が大変だけど、それぞれの葉っぱが大きくて、ケヤキのそれと比べると重たくてその場に落ちる。
それに比べるとケヤキの葉っぱはもうあっちこっちに散らばる厄介者ではあるが、そんな生き抜くための大いなる工夫があるのである。
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