シクラメンとドーナツ
いよいよ暮れ。
今年も残り4日となった。
今日で仕事納めという方も多かったのではないだろうか。
クリスマスはもはや過去であり、皆の気持ちは今や お正月に向かっていることであろう。
植物や花の世界でもこの時期特有のものがある。
クリスマスの頃のモミの木、またはそれに類似したコニファー類、お正月の頃の松、竹、梅、ハボタン、マンリョウなどの赤い実などなど、挙げれば沢山ある。
シクラメンもこの時期に大量に出荷される鉢花である。
シクラメンも育種といって、新しい品種の開発をすることが盛んな植物である。
葉の色、形、花の色、形など、バリエーションも豊富になってきた。
そういう新品種は育種家という方々が長年の努力と試行錯誤の結果に生み出される、まさに努力の賜物なのである。
よって、植物の新品種は知的財産として保護の対象となっている。
例えるならば、作曲家が作曲した曲には著作権が付与されて保護されているのと同じことである。
あの唄のあのフレーズと、この唄のこのフレーズが似ているといって争っているケースを良く聞くではないか。
植物の場合、挿木や接木など(栄養繁殖という)で比較的簡単に増殖することができるため、多くの問題が起きている。
あまりこのあたりに深入りするつもりはないので、アッサリと書いておくが、まあそういうことがある、と。
で、この前フト見掛けたシクラメンのタグを見て あれっ?! と思った。
某有名ドーナツ屋のマークにとてもよく似ているのだ。
ドーナツとシクラメン ということで製品カテゴリーはまったく異なるために消費者の我々が見間違えたり錯誤することはないが、これはあまりいただけないのではないかなぁ、と思った。
このシクラメンをつくった人が大のドーナツ好きだった、とか?
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