昨日は表参道のケヤキ並木について書いた。
ついでにケヤキの学名は Zelkova であると。
世の中にはケヤキ並木というものは星の数ほどありそうである。
そこでフト思い出したのが、鬼子母神のケヤキ並木。
表参道のケヤキ並木は都会的なファッショナブルさを感じさせるが、この鬼子母神のケヤキ並木は「わび」というか、「さび」というか、趣にあふれていると思うんである。
まず、並木道そのものが短い。
全長150メートルくらいだろうか。
その両脇に植えられているケヤキのうち、4本が巨木なのだ。
もともとは全てのケヤキが大きかったようだが、火災や、都会の事情などによって植え替えられて、今は4本だけが残っている。
うち、特に2本が大きい。
幹周りが何メートルあるだろうか。
とにかく圧倒的なデカさなのである。
古木、巨木の持つ不思議なオーラをガンガン放っている気がする。
幹周は大きいが、樹高はそれほどでもない。
これは樹木の上部が何らかの理由で失われてしまっているからだ。
現在このケヤキ並木は東京都指定の天然記念物に指定されているようだ。
周囲には小さな商店が並び、落ち着いた雰囲気がある。
表参道のケヤキ並木よりは、こちらのケヤキ並木に一票を投じたくなるなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿