ついこの前まで家が建っていたと思っていたのに・・・
そんなカンジで空地というのを良く見かける。
家屋の解体屋さんというのも慣れたもので、あれよあれよという間に家が取り壊されて更地になる。
地面は平らに均されて、それはキレイなものだ。
でもキレイなのは数日のことで、気が付けばいつの間にやら雑草に覆われている、というのは良くあること。
最初の内は草丈せいぜい30~50センチ程度だけど、放っておくとアッという間に人間の背丈ほどのものが育つことになる。
空地に草ボーボーだと、ゴミを捨てられたり、その他不法投棄のターゲットになったりもする。
見通しが悪くなるので、防犯上も好ましいものではないし、虫たちが大繁殖したりすればご近所の方々も穏やかではいられなくなる。
そこで定期的に草刈りをしている空地なんてのも見かけることがある。
しかし、旺盛な繁殖力をもった雑草たちゆえ、草を刈ったくらいではへこたれない。
また数週間も経てば元通りに草ボーボーになってしまう。
どうするか?
除草剤?
いやいや、何事も薬に頼るのはよろしくない。
一番良いのは、上からカバーを掛けることかもしれない。
カバーをしておけば、風にのってやってくる雑草のタネがあったとしても、発芽して根を張るというところまでいかない。
草刈り後、土の中に残った根やタネがあったとしても、カバーがあれば光が乏しくなるので生長は妨げられるし、物理的に抑え込むので草ボーボーにはならない。
でもこれも徹底してやらないと僅かな隙間があれば、そこからヒョッコリと首をもたげる。
これなんかはかなり几帳面にやっている。
シートとシートの間には隙間がなく、シートも風で飛ばされないようにシッカリとペグが打込まれている。
ここは数週間前はまさに草ボーボーだった。
そこに3~4人の作業員がやってきて、草を刈ってこのようなシートを敷いていった。
午前中の3時間程度の作業だったと思う。
なかなか手早くて良い仕事振りである。
完璧なように見えるこのシート作戦も、排水升のところがくり抜かれているのだけど、そこから2種類の雑草がすでに育っているのが確認できた。
まさに雑草魂。
植物たちの生命力には本当に驚かされるねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿