表参道。
いつ行っても賑やかな街だ。
ここの見どころのひとつはケヤキ並木。
表参道という「参道」ゆえ、青山通りから明治神宮まで長い一本道。
その両側にケヤキが植えられている。
枝が建物に触れないように、と剪定されているのだろう。
枝は道路側へとどんどん伸びて、道路の両側にあるケヤキの枝同士が通りの真ん中でくっつきそうだ。
もしくっついたらば、ケヤキのトンネルのようになって楽しいかも。
紅葉はまだだけど、なんとなく緑色の葉が薄れてきた気がする。
そして近いうちにケヤキに電飾が施されて、クリスマスに向けてドッと人が繰り出すようになれば、気分はもう立派な師走である。
もうそんな時期なのね・・・。
まぁ、とにかくケヤキあっての表参道というわけだ。
そこでこんな看板を見かけた。
表参道ヒルズの壁に
「ZELKOVA TERRACE」
とある。
Zelkova とはケヤキの学名(属名)であり、
ケヤキは Zelkova serrata という。
serrata とは「ギザギザの」という意味があり、ケヤキの葉の鋸歯がギザギザ状であることに由来する。
それはそれとして、Zelkova なんて文字がビルの名称になっているところが何となく嬉しかった。
「ねぇねぇ今日の待ち合わせどうする?」
「そうねぇ、ゼルコバ・テラスの前で7:00でどう?」
なーんて会話が聞こえると良いんじゃぁないかなぁ、と思った次第。
0 件のコメント:
コメントを投稿