男の子であれば一度は胸がときめいたことがあるのではないだろうか。
食虫植物。
なんてったて植物が虫を食うってんだから、普段おとなしい植物とのギャップに子供たちのハートは鷲掴みにされてしまうのだろう。
食虫植物と言われるものには、ハエトリグサ、モウセンゴケなどいろいろあるが、今日は定番中の定番であるウツボカズラについて見てみよう。
これも名古屋の東山動植物園のガラス温室にあったものだ。
色々語ることはあるのだが、そもそも食虫植物といわれるようなものは、一般的に湿地帯などの土地が痩せた場所に植生していて、土から十分な栄養を期待できないので、いわばサプリメント的に虫を捕獲して栄養分を補おうとしていると考えられている。
決して「食う」なんて激しいものではなく、ジワジワと溶かして吸い上げるという地味な活動である。
ウツボカズラは葉の先端がひゅるひゅるひゅるっと伸びて虫を捕獲する部位を形成する。
葉っぱの先端が伸びてこんなになるなんてそれもかなりの不思議である。
伸びた先で徐々に膨らんで大きくなると一番上のフタのような部分がパカッと開く。
壷の縁がクルリと丸まって虫を誘いやすいように、そして滑りやすくしている。
もっと色々と工夫もあって、言いたいことも沢山あるのだけど、文章でこれを表現するのはなかなか厳しいものがある。
なんか良い方法がないか考えよう。
まずはその不思議な形をご覧頂きたい。
4 件のコメント:
たしか、食虫植物とかコケなんかが最初に発生し、土壌を豊にしてから単子葉なんかが入ってくるんだっけ?どこかで聞いたことがあったかもw
まあ、ゲームの食虫植物はすごいことになっていますが..
ぴーさん
コメント有難うございます。
食虫植物面白いですよね。
また別のも取り上げてみたいと思います。
名古屋で受講した者です。東山植物園の温室には一度行ったことがあります。珍しい花が一杯だなあぐらいの記憶。やはり「先達はあらまほしきものなり」です。ウツボカズラとノランテア・・の気根を見に行こうと思います。
匿名さん
コメント有難うございます!!
名古屋の講座にご参加いただいたのですね。
重ねて有難うございます。
東山動植物園は本当に楽しくて、「もっと時間があれば・・・」と思いました。
温室は季節を問いませんが、外はもうちょっと春めいてくるともっともっと色んなものを見ることが出来ると思います。
是非お出掛けになってみてください。
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