最初にお断りしておきたいのだけど、今日の写真をアップするについていかがなものかと躊躇した。
お墓の写真をアップするのは、なにやら不謹慎な気持ちがしたからだ。
でも茶化す気持ちは毛頭なくて、お墓で見た光景を伝えたくてあえてアップすることにました。
・・・・ということで今日は彼岸の中日。
お墓参りに出掛けられた方も多かったことだろう。
僕は用事があって自転車で出掛けたのだが、あちこちからお線香の煙が漂ってきて、
「ああ、お彼岸かぁ・・・」と実感。
こうやってみると、都内は土地がない、狭い、などと言いながらも、あちこちに墓地があることが分かる。
たまたま通りかかった墓地は、上が通りになっていて、下の墓地を見下ろすような感じだった。
何気なく見ていたらば、あることに気付いてオオッと一人で声を上げた。
それは何かというと、
『お墓が花で満たされていた』
ということだ。
お彼岸ということで、皆が花を持って墓参したのだろう。
写真では分かりづらいかもしれないが、白や黄色の花でとても華やいでいたのだ。
普段の墓地は墓石も黒やグレーで、塀も、歩道も全て地味な色合いでしょ。
さらにお花が手向けられているお墓、そうでないお墓などポツリポツリと花があったりなかったり。
お花があったとしても、かなり時間が経ってしまってグッタリと枯れそうになっている花がそのままだったり。
それが、今日はほとんどのお墓に花が手向けられていて、それらほとんどが生き生きとした花だったのが、とても新鮮に映った。
それでつい写真を一枚撮ったのだ。
仏花といえばキクだが、最近はキク以外にも普通に楽しめる花を手向ける人が増えてきた。
なので今日見た墓地では黄色、白、紫、赤、ピンクなどカラフルな花たちが整然と並んでいて、それがとても印象に残った。
日々忙しいけども、お彼岸のときだけではなく、普段から新鮮な花を見てもらえればご先祖様も喜ぶのではないだろうか。
お墓=地味
という固定観念から抜け出た、ガーデン風のお墓も最近増えてきているようだが、その是非は別として、墓地にお花があるというのは良いことではないか、などと思った次第であります。
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