体力には自信があるほうだ。
それが微粒子の花粉にやられるとは・・・。
長いこと花粉症は自分には対岸の火事と申しましょうか、他人事くらいにしか思っていなかった。
でも昨年くらいからなんとなく鼻がモゾモゾしたり、目がショボショボしたりするようになってきた。
耐えられない、というレベルではないながらも、自分は花粉症の仲間入りをしてしまったと認めざるをえない。
こうやって今日のブログを書いている最中にも左鼻腔からツツーと鼻水が僅かながらつたってくる。
目も心なしか痒い気がする。
今日は屋外にて庭仕事に精を出していた。
この仕事で花粉症では商売にならない。
困ったものである。
さて、散歩していて興味があることのひとつに「花壇」がある。
花壇という限られたアーティフィシャルなスペースにどういう植栽を施すかというのは、その人のセンスだったり、植物の知識だったり、が試されてるようでなかなか興味深いものである。
この前見かけたのはこんな花壇。
マンションのようなビルの脇にコンクリートブロックに囲まれた1.8×0.8メートル程度の四角い花壇。
そこにはご覧のように黄色、オレンジ、赤、ピンク、白など色とりどりの花がびっしりと植えられていた。
てんこ盛りなんである。
例えるなら「ばらちらし寿司」といったところだろうか。
地面がまったく見えないくらいに密植してあるので迫力がある。
上にのっかった具材でゴハンが見えない状態である。
上にのっかった具材でゴハンが見えない状態である。
ただ使う色をもうちょっと絞ったほうが良かったのではないかなんて思うんである。
そして草丈がだいたい似通ったものばかりなので単調な感じがする。
草丈の低いもの、高いもの、さらには花壇から下に垂れ下がるようなものなどを折混ぜると変化があって面白いと思う。
ともあれ見ていて楽しい気分になる花壇だった。
別の場所では花壇ではないが長方形のプランターが並んでいて、すべてにハナカンザシが植えられていた。
これはこれで統一性、あるいは連続性という面白さがある。
例えるなら「マグロ丼」といったところだろうか。
かたくなに一つのネタで押して押しまくるあたりがマグロ丼。
ばらちらし寿司とはチト違う。
これから春本番を迎え、趣向を凝らしたいろんな花壇を見ることができると思う。
それぞれの花壇に製作者の意図というものが必ずあるはずなので、そのへんを汲みながら散歩すると面白いと思うよ。
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