便利な時代になったもので、世界中のニュース番組を日本のお茶の間にいながらにして見ることができるようになった。
良く見るのは朝のNHK-BS。
今朝はちょうどアメリカのABCのニュースを流していた。
取り上げられていたのは日本が震災から一年を迎えたこと。
一年経っても、海の向こうでも東日本大震災はいまだ大きな衝撃をもって受取られているようだった。
海外の人たちにとっては、衝撃的な映像ばかりが何度も繰り返して流されるので我々当事者とは別の意味でショックを受けているような気がする。
そんなことがあってのことか、今朝アメリカの友人からメールが送られてきた。
彼とは英国のケンブリッジ大学植物園で一緒のときを過ごしたことが縁で今もときおり連絡をとっている。
現在はシカゴ植物園で元気に頑張っている。
今日の写真は真夏のシカゴ植物園の様子。
夏は夏でむちゃくちゃ暑いので気温が上がる前の早朝からの水遣りを行っているのだ。
言葉の端々に気遣いを感じて胸が熱くなった。
近況も綴ってあって、シカゴの冬はめちゃくちゃ寒いのが通常であるが、今年はかなり暖かいらしく天候不順は世界の問題であると改めて知らされる。
さらにワシントンにサクラが贈られてから100周年ということで、20本のサクラの木が新たにシカゴ植物園に寄贈され、近々に植樹祭も開かれるのだそうだ。
植物を通じて異なる国の関係が良好に保たれるというのは素晴らしいことであるように思う。
ここ数日間の震災特番でアメリカ兵たちの献身的な復興救援活動を見たばかりだったので、なんか色んなことを考えてしまったなぁ。
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