東京都中野区。
自転車をこいでいたらば、寒いせいかトイレに行きたくなって公園に立ち寄った。
用をたしてイザ公園を見てみたらばなんとも開放感のある公園であることに気付いた。
空は高く、そして背の高い大きな木が天に向かって枝を伸ばしていた。
ちょうど脇にあるアパートと大きさのうえで良い対照となっていて、木の大きさや空間の広がりなどをより感じることができた気がした。
そして昨日。
僕は群馬県の赤城山にいた。
ざっと5時間くらいのんびりと歩いただろうか。
風は冷たかったけど、カラッと晴れて青い空はなんとも気持ちが良かった。
そこでも大きな落葉樹が天に向かって枝を伸ばしていた。
間違いなく赤城山の落葉樹のほうが中野区の公園の落葉樹よりも大きいと思う。
でもなんとなく中野区で見かけた落葉樹のほうにスケール感を見出してしまったのは、周囲の建造物があるかないかというあたりではないかと思う。
要は比較の問題であって、小さな建造物とくらべれば樹木は大きく感じるし、大きな自然と比べれば樹木は小さく感じる。
よくキャンプなんかにいって、人間ってちっぽけなんだよなぁ、なんていうのと似ていなくもない。
上ばかり気にしないで、足元にも目をやってほしい。
スイセンの芽がちょうど出ていた。
都心ではスイセンはほぼ終わってしまったが、標高も高く気温も低い山ではこれからが春なのだ。
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