というわけで昨日は幕張まで日本フラワー&ガーデンショウを見にいってきた。
割とこじんまりとした雰囲気だったが、かえってそれが程よかった気がする。
いろいろと面白いものもあったのだけど、中でも印象的だったのがこれだ。
『ガス式熱ハサミ』
これはどういうことかというと、果樹の剪定をしたり、あるいは挿し木をするときの挿し穂をとるときなど、切り口から雑菌が入ってしまって問題になることがある。
丁寧な仕事をしようと思えば刃先を都度消毒することが好ましい。
その場合はアルコール消毒、もしくは熱消毒となるわけだが、ひとつハサミを入れる度に消毒するというのもなかなかの手間である。
そんな方に朗報なのがこのハサミなんだろう。
ハサミのグリップの先に付いているのはカートリッジ式のガスボンベ。
ここからガスを充填し刃先を100度近い高温に保つことで消毒するというもの。
通常の家庭園芸ではあまりニーズはないだろうが、農家や試験研究をしているところ、あるいは育種をしている人には有難いアイディア商品だと思った。
特許、もしくは実用新案登録なんかされているんだろうか?
こういうキメ細かいアイディアを実践していくというあたりが、モノづくり日本の真骨頂であり、この機運を大切にして盛り上げていきたいものである。
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