1月22日。
2012年になって22日経つわけだ。
もちろん正月気分などはとうの昔で、新たな年の新たな目標に向かって日々過ごしている・・・・はずである。
年初に目標を掲げた人も多いだろう。
僕は仕事、家庭、健康、教養などそれぞれに目標なるものを設定してみた。
本をたくさん読みたいというのも目標のひとつである。
本屋さんで買う本ももちろんあるが、あなどれないのが図書館である。
新しい人気の本も借りることはできるが、順番待ちだし、早く返さないといけないという焦る気持ちがあまり好きではないので、そのあたりは買うことにしている。
むしろ 資料 としての図書館はとても魅力がある。
昔に絶版になってしまったような貴重な本でも普通においてあることがあるし、最近はデータベース化が進んでいて膨大な資料のなかか自分の求めているものをピンポイントで探しだすこともできる。
図書館の有益性を知ってからというもの、国会図書館をはじめとして複数の区で登録をして必要に応じて使い分けている。
もちろん主に見て回るのは植物や庭のコーナーである。
そして侮れないのが子供のコーナー。
子供のコーナーで見つける植物の本たちは、分かりにくい概念を優しい言葉で絵付きで解説しているものが多い。
色んな発見があるものだ。
今日の一番上の写真は英国で入手した THE VISUAL DICTIONARY OF PLANTS という子供向けの写真が豊富な辞書(?)であります。
これは植物について双子葉、単子葉など分類しながら、根・茎・葉・花など部位ごとに、必要があれば分解して解説をつけている。
植物的には基本をおさえながらも、なかなか高度な内容となっている。
わずか本文部分が58ページしかない薄さという手ごろ感があるが、内容はかなり歯ごたえがある。
それが全て英語で書いてあるわけで、植物のことを英語で学びたい人にはオススメ、なんてことを
でも紹介している。
英文原書も最近はイギリスの本屋さんでなかなか見つけられなくなり、これを入手したときはとても嬉しかったことを覚えている。
そしてこの前、図書館に行ったらばなんとこの日本版が無造作においてあったのを発見したのだ。
へぇーこんな本があるんだ。
ちょっとしたオドロキだった。
中を見るとあたりまえだが原書そのもので、英語が全て日本語になっている。
日本語で見ると改めてかなり高度な内容であることが分かる。
監修者は村田源さんという元京都大学理学部講師の方らしい。
本の外観が薄くて優しそうなのに、実際に翻訳してみるとずいぶん手強くてげっそりしてしまったのではないか、なんて想像してしまう。
まぁ京大理学部ならそんなことはないか。
とにかく今日申し上げたいのは
* 図書館はいいゾ
* 児童書はいいゾ
ってことであります。
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