今日は1月15日。
ちょっと前なら成人の日として国民の休日だった。
今日は普通の日曜日。
そんな普通の日曜日だが、局地的にとても熱かったのが世田谷ボロ市だったのではないだろうか。
世田谷ボロ市は毎年12月14日15日と1月14日15日に限って開催される市である。
その歴史は430年以上ともいわれ、東京都の指定無形民俗文化財にも指定されている。
カレンダー次第では平日開催ともなるわけだが、今回は土日の開催となったこともあってかモノスゴイ人出だった。
まさに身動きが取れないくらいだった。
骨董、植木、日用品、食料、古着など色んなものがあって、丹念に見れば何かしらの掘り出し物がありそうだが、丹念になんてとてもではないが見ることはできない。
それくらい人がひしめき合っていた。
さらに年々出店者数が増えているような気がする。
ハサミなどの古い道具を売っていたり、職人手打ちの刈り込みバサミ(新品)を売っていたりして 「じっくり見たい!!」と思っていても人の波に流されてそんなにゆっくりできないのだ。
ちょうどお昼時だったので屋台で何か買って歩きながら楽しんじゃおうかな、なんて思っていたがとんでもない。
歩道から人が溢れて車道を歩く人もいる。
警察がスリ、置き引きなどの注意をマイクで呼びかける
。
とにかくお祭りムードだった。
すべての路地を歩くわけにもいかず、ほどほどのところで引き上げることにした。
途中で面白いものを売っていた。
オレンジ色のものは、そうです、カラスウリの実です。
これが一山300円で売っていたのだ。
こんなのは裏庭にあったものを持ってきたようにも思えるのだけど、そんな緩いカンジもボロ市ならではなんだと思う。
この前書いたハコベなんかも摘んできて、ビニールにいれてここに並べれば立派な商品になりうる気がした。
人ごみは好きではないけども、ボロ市とか入谷のアサガオ市とか、そんなのは好きなんだよなぁ。
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