降りましたね、しっかりと雪が。
昨晩ブログを書き始めたころはまだ雨だったのに、書き終えてアップする頃にフト外に目をやったらば銀世界になっていて驚いた。
雪が降って嬉しかったのは子供の頃で、オトナとなった今となっては気が滅入るばかりである。
ダイヤは乱れ、交通機関は麻痺し、歩くにも滑りやすく危険だし、外仕事においてはスケジュールを組みなおさなくてはならない。
フカフカの雪ならまだしも、凍った雪を踏む音がなんとも寒々しくて嫌になる。
しばらく日陰の雪は残るのではなかろうか。
さて話をガラッと変えて、今月13日のブログで花壇に植えられた苗とそのラベルで勉強になる、なんて話を書いた。
そのときに載せた写真に シロダモ というものがあったのだが覚えているだろうか。
というか、13日の花咲ブログをちょっと見るのが早いかと思う。
シロダモ Neolitsea sericea はクスノキ科の常緑樹である。
これと名前が良く似ていて間違えやすいのが
アオダモ Fraxinus longicuspis (ヤマトアオダモ)である。
アオダモはモクセイ科なので、クスノキ科のシロダモとは似ても似つかない別物である。
でも 「色」+「ダモ」 なので、
「あれ?シロダモ?アオダモ??」
と混乱してもおかしくない。
アオダモは野球の木製バットの原料として知っている野球ファンも多いのではないだろうか。
さらに、アオダモの枝を折って水に浸けておくと水が青い蛍光色になるというのは一部の人に良く知られている。
実際に試したことがあるけど、なんとも神秘的な淡いブルーになる。
今日の写真はヤマトアオダモの実。
これは翼果といって、カエデのタネのように風にのってクルクルと飛ぶことで種子散布されるタイプのものだ。
シロダモの写真はあいにく手元になかったので、今回はお話のご紹介まで。
また機会があったらばシロダモもご紹介しよう。
青?白?
うーん、困っちゃうね。
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