このブログを書いている今、外を見ると雨が降っている。
なにやら今夜から雨は雪へと変わり、東京でも積雪の見込みなんだとか。
ついこの前、カラカラ天気について書いたばかりで、ちょうど良いお湿りといったところだろうか。
さて話題はチトずれるが、クリスマスの頃に花屋さんで見かけたのはポインセチアとシクラメンだった。
クリスマスを象徴する商材(花屋さんにとって)なんだと思う。
でも忘れちゃいけないのはこのシャコバサボテン Schlumbergera spp だ。
なぜならば英名を Christmas cactus というから。
クリスマス・カクタス、つまりクリスマスのサボテンということになる。
これはクリスマスの時期に花をつけるからついた名前であるといわれている。
そしてシャコバサボテンというだけに、サボテン科の仲間だ。
でもシャコバサボテンっていわゆるサボテンというイメージとはやや離れている気がしないか?
形状的にもいわゆるメキシコで見掛けるような典型的なサボテンとは違うし、なんといってもトゲがない。
トゲがないサボテンだなんて、クリープを入れないコーヒーのようなものだ(古いっ!!)。
さて昨日、さりげなく 「実践、楽しく学べる園芸英語」 の宣伝を入れてみたが、今日もちょっとだけ。
サボテンを英語でなんというか?
そう、上に書いたように cactus カクタスと言います。
では、複数になると?
意外なことに cacti カクタイと言うんであります。カクタセスではないんですね。
これと同じ発想なのがキノコなどの菌類 fungus ファンガスで、複数形は fungi ファンガイとなる。
イタリア語でもキノコのことを fungo というらしいので、とにかく覚えておけばイタリアンレストランはもちろんのこと、フランス、スペインなどラテン語をベースにしている言語圏のメニューはだいたい想像がつくという便利さである。
覚えておいて損はない。
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