冬本番。
ピリっとした寒い日が続いている。
寒いなぁと思っているのは何も人間だけではない。
植物たちも寒さと向きあっているのである。
人間は寒ければ暖房のスイッチを入れ、着るものを増やし、暖かい風呂に入ったり、暖かいものを飲んだりする。
植物は自らそんなことはできないながら、彼らなりに寒さをしのぐ工夫をしているのだ。
そのひとつが今日の写真。
これは道端にあったタンポポだが、これのどこが寒さにたちむかっているのか分からない人も多いだろう。
タンポポの草丈を見て欲しい。
茎がとても短くなっていて、葉っぱが地面にへばりつくようになっているでしょ。
全体的にぺったんこで平べったい。
これはロゼットといって、植物たちの冬越しの知恵として知られている。
草丈を低くして冷たい風を極力避けている。
さらに葉っぱを広げて冬の弱い光をなるべく効率よく受けようとしているのだ。
春以降に気温が上がってくると、草丈もそこそこ高くなってくる。
同じタンポポでも真冬に見るタンポポと真夏に見るタンポポでは姿が違う。
タンポポだけではなく、ロゼットで冬を越す植物は沢山ある。
散歩に出掛けたら、是非そんなけなげな植物の冬越しに目を向けてみて欲しい。
2 件のコメント:
こんにちは!先日鹿児島の指宿では、菜の花マラソンが開かれて,沿道には菜の花が満開に咲き誇って綺麗でしたが、それに引きかえ我が庭は枯れ放題です。植物達は、生き残るために必死だと言うのに、、反省しきりです。
匿名さん
鹿児島レポート有難うございます。
菜の花ですか、春っぽいですね。
冬至も過ぎたことですからこれから少しづつ春へ向かっていくことだと思います。
今の寒いうちにご自宅のお庭の春の準備を進めていくといいと思いますよ。
枯れてしまったものは、ちゃんと供養して新た何かを植えるとか・・・。
是非頑張って下さい!!
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