実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2011年6月28日火曜日
困った事態
散歩をしていて、最近出来たばかりの小さな公園を前を通った。
公園には小さな滑り台やブランコなどの遊具がちょっとだけ置いてあって、あとはツツジなどの植え込み部分と、シンボルツリー的なやや大きめのクスノキが数本、そして生垣としてシラカシが20本以上植えられていた。
ここで目を引いたのは、開園してまだ数日だというのに、茶色く、明らかに枯れかけているシラカシだった。
その数もハンパではない。
20数本あるシラカシのうち、半分以上が枯れかけていたのだ。
あ~あ~、やっちゃったなぁ、もう。
見ていてなんとも気の毒になってしまった。
第一に枯れてしまった罪なきシラカシたちに同情する。
そして怒り心頭の施主(おそらく東京都、もしくは××区)、あるいは平身低頭に謝る施工業者の様子なんかが勝手に想像された。
なんでこんなことになってしまったのだろう。
一番に考えられるのは、初動の悪さだろう。
根を傷つけるなど植え方が悪かった、苗にすでに問題があった、水を十分にやらなかった・・・・、などなど色々考えられるが、恐らく水切れといったところではないかと思う。
どうなるんだろう?
他人事ながら心配して日々散歩がてら観察していたのだけど、この前、気付いたらば全て青々としたシラカシに入替えられていた。
一本幾らだろうか?
それが14~15本として・・・・。
さらに人件費が・・・・。
なんとも無駄なお金の使い方である。
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3 件のコメント:
何より、枯れてしまった木がかわいそう。どこかよい環境の下でリハビリ・再生されるの?それとも捨てられてしまうの?・・・あんまりですよね。
様子を見た限りでは「枯死」でしたので、リハビリ・再生はないと思います、残念ながら。
「愛のない植樹」、すなわち、やっつけ仕事的植樹の招いた悲劇という感じです。
植えてすぐにからすのは相当な素人ですなww
1年保障ってプロが植えてから枯れるのが1年ちょっと過ぎてからが多いのでそうなったらしいですね....根巻きして水鉢やればすぐにはやられないモンですよねww
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