自転車で走っていて、あるものが目に入ってブレーキをかけた。
大谷石でできた長い塀。
その塀の上から頭を出しているやつらは何だ??
緑で、丸くて、可愛らしいやつらが塀沿いにズーっと並んでいる。
これは刈り込みによって仕立てられたカイズカイブキである。
ひとつひとつ几帳面に刈り込まれて、それらがあたかも繋がって有機的な曲線を描いててなんとなく美しい。
確か 「玉チラシ仕立」 とかいう仕立て方だったと思うなぁ。
違っていたらゴメンなさい。
玉の数だって半端じゃない。
100以上は楽にあるな。
これをひとつひとつ刈り込むのはかなり根気と手間がいる。
なかなか良いぞ!ジャパニーズガーデン・ビューティー!!
そう思ってみていたら、イギリスのコッツウォルズ地方で見かけた家屋の生垣を思い出した。
玉チラシほど手は掛かっておらず、バリカンでガーッっと刈り込んでいるのだと思うが、全体的に柔らかい曲線が醸し出されている。
イングリッシュガーデンもジャパニーズガーデンもお互い遠くないところにいるのかもしれない。
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