(どうしても写真がタテにならない。見づらくてゴメンなさい)
いわゆるゴールデンウィークも今日が打ち止めではなかったろうか。
有終の美にふさわしく、初夏を思わせる晴天だった。
たまたま出掛けた雑司が谷、鬼子母神(でたっ!)ではフリマというか、ちょっとした出店のあるイベントをやっていた。
見ると赤い垂れ幕に 「ドネルケバブ」 とある。
時代も変ったものだ。
縁日にドネルケバブとは。
イカ焼き、大阪焼き、焼そば、水あめ・・・といったトラディショナルな出店をよそに、ドネルケバブなんてのがあるんだな、最近は。
どんな人がやっているのかと思ってちょっとのぞいたら、トルコとはいわないけど、どこかその周辺のお国からいらしているような外国の方が 「いらっしゃませ!!」 と言っていた。
さてクンクンと鼻をきかせてみるまでもなく、何かがポワ~ンと匂ってきた。
焼きそばなどの食べ物のにおいではない。
それはシイ Castanopsis の花から放たれている独特の匂いだった。
一番上の写真はドネルケバブの垂れ幕の写真を撮ろうとしたのではなくて、その上の黄金色に光る花を撮ろうとしたのである。
春になると色んな花が咲くので、色んな香りが漂うもので、それを 「良い香り」 と思えるものと、「何かちょっとイヤなニオイ」 と思うものがある。
このシイの香りは独特で賛否が分かれるところだと思うが、この香りをかぐと間違いなく ああ、春だなぁ と思う。
町がふわっとその香りで包まれる瞬間がある。
そういう香りで季節を知るというのもなかなか風流と思ううが、いかがでしょうか。
2 件のコメント:
シイの木も大きく成長(?)するのでしょうか。
山ですと、新緑の間から見える白っぽい様なクリーム色に見えているのがシイの木なのでしょうね(たぶんなのですが)。
小さい頃にどんぐりを拾いながら川に落ちた話(自身の)や、友人のお子様の名前がシイ君でして、あ・随分と連絡をぽろりとしていたな・・と思い出し・・。
風に乗せて便りを出そうかなぁと思いました(^^)。
匿名さん
コメント有難うございます。
シイの木は大きくなりますよ。
シイの木など、ドングリになる木の花はクリも含めて独特な香りがします。
香りとともにいろんな思い出が蘇りますね。
それも植物の効能のひとつだと思います。
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