2011年5月26日木曜日

英国便り 2



今年の英国は寒い冬が長いと思ったら、突然春がやってきて気温がグングン上がり、雨が降らず、植物たちは従来よりも3~5週間も早いのだという。
早いというのは例えば花が咲くのがいつもよりも1ヶ月ほど早いということらしい。

よってバラなんかも今の時期でも全開に近いんだそうで、異常気象の片鱗はこんなところにも見てとれる。

さて昨日はキューガーデンにほぼ終日いた。
庭を見ていたというよりも、庭園内の知り合いに会って話をしているうちに夕方になってしまったという感じで、肝心の庭の様子をつぶさに見る余裕はなかった。

行く先々で 「まぁ紅茶でもどうだい?」 と言われて話し込むので、しまいには紅茶でお腹がガボガボになってしまった。

話と言えば、お互いの近況などが話題の中心だが、やはり「地震はどうだった?」「今はどうだい?」という地震、津波、原発問題に関する話題も必ず聞かれた。
ニュース映像を見れば、それが福島であっても、土地勘がなければ 「ヤツは大丈夫なのか?」 と思うのは当たり前かもしれない。

まだまだ話足りないという感じはあったけど、時間がなさ過ぎて適当なところで切り上げて次へと移動するようにした。


写真はキューガーデンのキューレーターと喋っていたときに窓から見えるパームハウス(温室)がとても良い感じだったので撮ってみたもの。
キューレーターの執務室の窓越しからの写真なのでかなりレアであるといえよう。

さて一通り話をして向かうのはもちろんパブである。
クラスメイトであった2人と一緒に近所のパブに繰り出した。


そこで久し振りに美味しいエールビールを飲んで話に花が咲いた。
なんだかんだ言って6パイントほど飲んだだろうか。
時差の影響もあってか突如猛烈な眠気に襲われた。

「〆」にパブ自家製ハンバーガーとチップス(ポテトフライ)を食して千鳥足で家路についた。

昨日書いたように、家には誰もおらず戸締りをして早めにベッドにすべりこんだ。











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