大きなイチョウもあるが、普通サイズのイチョウも沢山あるのが日比谷公園である。
イチョウがあれば、ギンナン拾いをしたくなる人がいても不思議ではない。
ギンナン狙いの人たちにとっては、まさに宝の山ではなかろうか。
ギンナンを拾う。
↓ 袋に詰める。
↓ 袋を家に持ち帰る。
↓ ギンナンを取り出す。
ここまでは良いが、イザ食べようとすれば、周りのいわゆる果肉部分を取り除かねばならない。
ギンナンの本当に欲しい部分は、ギンナン全体からすれば僅かであり、かなりの手間を強いられる。
手間だけではない。
その不要な果肉の部分は クサイ のだ。
できることなら家には持ち帰らず、ギンナン拾いの勢いで下地処理をしてから家路に着きたいものなのかも知れない。
そうすれば手荷物も多少は軽くなるし。
そこでどうするか。
公園の水道で果肉部分を揉みしだいて、水で大雑把に洗い流すというのは誰でも考えつくことだろう。
誰もが考えつくからこそ、日比谷公園の水道はギンナンの臭い果肉まみれになってしまうのだと思われる。
そこで今日の写真のような張り紙がしてあった。
まぁそうだよね。
自分一人だけ・・・ と思っても 皆が同じ行動に出れば大変なことになる。
公園には色んな人たちが集うものである。
そういえば冷たい雨が降りしきる中、傘をさして熱心にスケッチをしている団体があった。
すごい根性である。
しばらく観察していたらば、皆ある程度描くと松本楼へと吸い込まれていった。
色んな意味で芸術の秋と食欲の秋を目の当たりにして、雨の日比谷公園をあとにした・・・・。(つづく)
3 件のコメント:
やっぱり臭いからでしょうかねえ。でも、あの臭さが秋の到来を感じさせてくれるものでもあります。すげぇ臭いんだけど、ないと寂しくなる・・・人間て不思議(笑)。
じゅんぺいさん
ご無沙汰でございます。
「良い香り」だけが「良いニオイ」ではありませんよね、確かに。
臭いけどなぜか魅かれるって結構ある気がしますね。
先日、義父がなくなり、毎年もらっていたギンナンが食べれなくなってしまったのを思い出しました..
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