新宿御苑人模様
今日は勤労感謝の日でお休みでしたが、どこかへ出かけましたか?
天気もお昼くらいから回復して、行楽日和になった。
花咲ジジイは再び新宿御苑に繰り出した。
この前は雨のため思うような成果があがらず、今日はそのリベンジを果たしたというわけである。
数日前ご紹介したラクウショウのゴージャスな紅葉も晴天の下、見栄えが違った。
今日はちょっと歩くと汗ばむくらいの気温で、鼻水をすすりながら苑内を歩いたときとは大違いである。
この前は平日だったし、天気も良くなかったので閑散としていたが、今日は国民の休日であるし、天気もよかったのでとても賑わっていた。
新宿門を入ってすぐに真っ赤に紅葉したカエデがあるのだが、その周りにはカメラを構えた愛好家たちがベストショットを真剣なまなざしで狙っていた。
花咲ジジイはちょっとひねくれているので、カエデの紅葉そのものよりも、それを必死に撮っている人たちのほうに関心がいってしまう。
だって皆同じ被写体を狙って一斉にカメラを構えているんだから、ちょっと異様であると思う。
コンパクトデジタルカメラあり、デジタル一眼あり、アイフォンあり、三脚あり、携帯電話あり、銀塩あり、とスタイルはさまざまだ。
森の奥のほうへと進むと、人が少なくなり喧騒を忘れさせてくれる。
目を閉じて音を聞いていると、風の音、風で枝や葉がこすれる音、鳥の声などが聞こえてくる。
日比谷公園同様、これが東京のド真ん中か?と疑いたくなるような自然がある。
ベンチには防寒着で完全武装した女性が腰掛けて静かに読書をしていた。
なんともリッチな時間の過ごし方ではないか。
そんなわけで秋たけなわの新宿御苑紀行はまだ続く・・・・。
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