キツネノマゴ Justicia procumbens
小春日和の原っぱでキラキラと輝く小さな花を見つけた。
フワフワと綿毛のような雰囲気を醸したカワイイやつである。
パッとみたところ、花の形状などからシソ科の何かかなと思った。
しかしよくよく見てみると、どうも様子が違う。
それはキツネノマゴというおよそ植物の名前らしからぬ小さな植物だった。
キツネノマゴはシソ科ではなくて、そのまんまキツネノマゴ科という不思議な名前の科に属している。
キツネノマゴ科ぁ?? といぶかしく思ってしまうが、他にアカンサスが属する割とポピュラーな科である。
で、なんでキツネノマゴなんて名前がついたのだろうか?
花咲ブログとしてはバシっと明快な答えを示したいところであるが、調べてみても 「名の由来は明らかではない」 としか書いていない。
キツネの嫁入り は良く聞くし、調べてみると キツネノカミソリ(狐の剃刀) Lycoris sanguinea というヒガンバナの仲間の植物もあるし、キツネノボタン Ranunculus silerifolius というキンポウゲ科の植物もある。
キツネのナントカ というのは案外沢山あるものだ。
なんでキツネが好まれたのか分からないけど、なかなか興味深い名前の数々である。
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