クスノキは誰だって知っているだろう。
常緑の大木で、葉っぱをこすれば樟脳の香りがする。
街路樹になることもあれば、神社の境内なんかでもよく見掛ける。
有名どころとしては明治神宮の夫婦クスノキがある。
勇壮な大木で見ているだけで圧倒される。
それほど馴染みのあるクスノキだけど、どんな花が咲いてどんな実がなるのか明確なイメージが沸く人は案外少ないんじゃないだろうか。
花はその図体の大きさに似合わずとても小さい。
春になったらば咲くので、そのころ改めてご紹介したい。
今日は実についてご紹介しておこう。
小さな花なので、当然にして実もまた小さい。
赤い色で鳥たちの注意をひこうという実が多い中、クスノキの実はご覧のように黒っぽくて地味だ。
これでもやはり鳥たちが食べて種子散布に一役買っている。
どうです、クスノキの実。
見たことありましたか?
2 件のコメント:
私の通っていた小学校に大きなくすの木があり、その周りを皆んなでリスのように走り回っていました。もちろん、実でも遊びましたよ!確かまだ青くて、潰すと蛍光色の果汁?が出てきたように思います。それでハンカチを染めたり、“コーラの匂いがする!!!“なんて騒いでいました。教えていただいたように、この時期は黒くなるんですね。なんだか美味しそうです。
はるままさん
コメント有難うございます!
クスノキの実で遊んだなんてステキな幼少期をお過ごしになられましたね。
最近のニンテンドーDSなどのゲームに夢中になっている子供たちにも身近な自然に気付いてもらえたらな、と思います。
そうすると、はるままさんのように感受性豊かなオトナになれると思うのですが。
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