2011年2月26日土曜日

世界らん展 潜入記
     
今日はアルファブロガーであるアレックスさん にお誘いいただいて東京ドームで開催されている世界らん展に出掛けてきた。
   
生まれて初めて出掛けたイベントなのだが、これがビックリすることが沢山あった。
    
いわゆるフラワーショウ、ガーデンショウとはまったく異なる独特の雰囲気が充満していた。
それは来場者の様子だったり、ディスプレイの仕方だったり、色んな意味で独特だった。
例えばこういう和装のご婦人方が闊歩しているあたりは他のイベントではなかなか見ることがないと思う。
  
ラン愛好家というのは間違いなく存在していて、かなりコアでディープな世界だと感じた。
その世界独特の流儀があって、それらがなんとも興味深かった。
    
世界らん展日本対象に輝いたのがこの大きな大きなランの塊りである。
これは セロジネ・クリスタータ・ホロレウカ・ピュアホワイト というものらしいが、とにかくそのサイズに圧倒された。
直径が2メートルくらいある。
これを育てたのもすごいが、これを置く場所があるというのはもっとスゴイ気がする。
因みに大賞の副賞がメルセデスベンツでありますから、かなり予算の潤沢なイベントであると想像できる。   
   
とあるブースでは10万円なんて札が平気でついているランがあったりして、これはもう日常の花とは全く別の世界の花という感じだ。
見ると怪我をした犬が患部を噛まないように首のまわりに巻くパラボラアンテナのようなものを巻いていた。
高価なものだけに細心の注意が必要なのだろう、たぶん。
    
さらに進むと、ランの花びらにペイントか何かの加工がしてあって、模様が描かれていた。
もう自然の植物を愛でるというよりも、豪華で見栄えのすることが第一優先順位にあるようにみえる。
   
極めつけはこのランの雛飾り。
桃の節句も近いのでランをつかってひな祭りを表現しようということなのだろうが、着物をまとった雛人形の頭の部分がランの花になっているという発想はものすごくエキセントリックだ。
   
   
カワイイ雛人形というよりも、かなりホラーな怖い感じがするのは花咲ジジイだけだろうか。
  
短い時間だったけど、普段見ることのない植物の新たな一面を見た気がした。
  
  




3 件のコメント:

miy さんのコメント...

はじめまして♪
札幌から参りましたお雛様大好きmiyと言います。
花友さんからこちらのブログを紹介して頂きました~。
何とも奇抜なアイデアの蘭お雛様になるほど~~と唸ってしまった次第でございます。
是非ともこちらの記事にリンクさせて頂ければと思います。
あわよくばドロボーを…等と甘い考えで…(^_^;)
宜しくお願い致します~!

匿名 さんのコメント...

お雛様
私も怖いと感じました。
蘭が大好きですが・・・
見る気がおきませんでした。

胡蝶蘭に折鶴のプリント
今回は出会えませんでしたが
店舗の開店祝いに
プリントされているのを
見ました。
あれも違和感を・・・

蘭の蕾が膨らむ様子は
最高に幸せです。
でも、世の中には
違った味わいを喜ぶ方がいるのですね。

匿名 さんのコメント...

東京ドームの世界らん展
大賞の副賞がメルセデスベンツ?!
ランの雛飾りとランにペイント・・・びっくりです。
蘭はそれだけで美しく優雅なのに、と思います。
まだまだいっぱいあるんでしょうね疑問に思うことが。