2011年2月11日金曜日

松ぼっくり 補足編

建国記念日、そして3連休初日の今日、皆さんはどこで何をしていますか?

花咲ジジイは自宅にて机に向かって仕事をしている。

外に目をやれば
朝、新聞を取りに郵便受けまで出たときには雪のようなみぞれのような曖昧なカンジだったが、今はシッカリと雪が降っている。

交通機関が麻痺したり、雪に慣れない都内では影響が大きくなるものと思われる。
一方で雪化粧をした植物というのは絶好の被写体なので、嬉々としてカメラを持って公園などに出掛けている人も多いと思う。
どうぞ暖かくしてお出掛け下さい。

さて、申し上げたように自宅にてデスクワークをしているので、今日はいつもよりも早めの時間に気分転換を兼ねて今日のブログをアップすることにした。

まず一昨日匿名さんから頂戴したコメントにシッカリとお応えしていなかったなと気付いたのでちょっと補足をすることにした。



匿名さんによれば
ヒマラヤスギの松ぼっくりはバラのようだった。拾って帰ろうとしたが落ちているのは松かさがバラバラになった片で松ぼっくりの完全な形をしたものは落ちていなかった。
ということでありました。

良いところを突いたコメントですね。
ヒマラヤスギの松ぼっくりは真ん中にがあって、それを囲むように かさ が付いている。
時期がくるとこのかさが一枚一枚と剥がれ落ちて飛んでいく。



1枚そのかさを拾い上げてよく見ると分かるが、かさの根元の部分にふたつタネが収まるようになっていて、あとの部分はの役割をもって風にのって飛んでいくという仕組みである。
かさ がかなり大きくて重量があるので飛んでいくといってもタンポポのようにフワフワと延々と飛んでいくわけではなく、高い木の上からちょっと横のほうへ飛んで(落ちて)いくというイメージである。

すべてのかさがはがれて飛んでいっても、芯はまだ木の上にロウソク立てのようにして残っている。
・・・・ということは、ヒマラヤスギの松ぼっくりは一塊にボトッと落ちてくることはないので、匿名さんがいくら地面を探しても松ぼっくりの完全形は落ちていないのは道理なのである。

そのへんのことは花咲ブログ 2010年6月9日に書いてあるのでもしよければご覧いただきたい。
当ブログ左上の白いボックスに ヒマラヤスギ といれて虫眼鏡のようなアイコンをクリックして検索すると簡単にでてきます。

昨日、世界で最も重量のある大きな松ぼっくり について触れたのだけど、その写真がなかったけなぁ、と手元を探してみた。
そして一枚だけ辛うじて写真があった。


この写真は花咲ジジイのプライベート写真といいますか、英国に住んでいたときの自分の部屋であります。
ここにその大きな松ぼっくりが写っているのであります。
分かるでしょうか?

そう、棚にあるラグビーボールのような物体がそれであります。
分かりやすいように黄色い丸で囲ってみた。


どうです?
デカイでしょ。

こんなのが頭に落ちてきたらひとたまりもない。 Widow makersたるゆえんである。

これを入手して棚に飾ったとき、興奮して鼻の穴が大きく広がったことを今でもよく覚えている。

残念ながら引越しとともに処分をせざるをえなくなり手放してしまった。
なんとも惜しいことをした。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

2010.6.9 ヒマラヤスギの松ぼっくりのこと書かれていたのですね。拾えないと思うとよけいに欲しくなります!
ところでお引越しの為においてきてしまった巨大松ぼっくりはほんと惜しいですね。

質問です:2010.3.10に書かれている10mもの高さのヒマラヤスギの生垣が見たいのですが何処でしょう?

花咲ジジイ さんのコメント...

西武線小手指駅近くのマンションです。