昨日はちょっと早いサクラをご紹介した。
サクラといってもカンザクラだが、その美しさは春を実感させるには十分である。
順序的に逆になった感もあるが、サクラとくればウメについて触れないわけにはいかないだろう。
この前、せたがや梅まつり でちょっと書いたが、ウメはすでに見頃を迎えているものがある。
都内の梅の名所のひとつでもある小石川植物園ではご覧のようにピンク色のペイントブラシを使ってカンバスに描いたようなウメが何本かあった。
ウメといって思い出したことがあった。
昨年の花咲ブログ(2010.8.11)で、自分の家の前に咲いた梅に
おかげさま 今年もひらく 梅の花
というなんともポエティックな小さな短冊を付けてあるお宅があった。
ちょっと気になって見にいったらば、ちょうど白いウメの花が咲いていて、新たな短冊が掛かっていた。
ありがとう 今年も元気な 梅の花
なんか良いね。
パターンが決まっているのだろうか。ちょっとしたアレンジで今年バージョンの完成である。
おかげさま とか ありがとう と花を咲かせた梅に感謝の気持ちを表現するというのはあまりできることではない。
咲くのは当たり前、みたいな感じで通り過ぎてしまうのが普通ではないだろうか。
この花が咲いているウメはアスファルトの僅かな隙間の土に根を張って、日当たりも大して良くない恵まれない環境にいる。
こういうウメが頑張って花を咲かせていたらば、それはやっぱり有難うと言いたくなる。
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