

昨日の花咲クイズの正解は・・・ シュロでした。
missさんから 松の花がたしかこんな感じだったような とコメントを頂いたがちょっと惜しかった。
松の花も今度機会があれば取り上げようと思っているけど、それは花らしからぬ地味なやつらである。missさんコメントありがとう!
さてシュロは漢字で書くと棕櫚となり、ヤシ科の植物である。
たしかに外見的にはヤシの木っぽい。
街の中を歩いていてもわりとよく見かける木である。
でもそのシュロの花ってどんな花? と聞かれてパッとイメージが沸く人はどのくらいいるだろうか。
シュロの花とは写真でお見せしているような怪物的な容姿をしているのだ。


花ひとつひとつは小さいがそれを支える花枝がとてつもなくデカい。
なので、あたかも巨大なカニのハサミのような、あるいは巨大な爬虫類の肌のようなことになっているのである。
シュロは庭造りには欠かすことのできない 棕櫚縄(しゅろなわ) の原料である。
木の幹周りに繊維状の組織がたくさんついていて、これをよって縄にして使う。
竹垣を結びつけるために使われている黒や茶色の縄があるでしょ。あれが棕櫚縄だ。
この前ご紹介したイチョウの花のように、外見的におよそ花に見えない花ってのが植物の世界には結構たくさんある。
2 件のコメント:
虫の卵だと思ったのに、大はずれだった。
棕櫚も花が咲くのですね。
僕は魚卵かと・・・
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