
今日も晴天。
ちょっと自転車で出かけた。
色んな花の香りが漂っているのだけど、今強烈に主張しているのがハゴロモジャスミン Jasuminum polyanthum だ。
その強くて甘い香りはちょっとユリの香り にも似ていて主張が強すぎると思われる方もいるかもしれない。
実際、今このブログを書いていて開いた窓からポワ~ンとジャスミンの香りが漂ってくる。
自転車ではしっていて突然その強烈な香りに包まれた。
何かと思ったらばジャスミンがフェンス一杯に咲き誇っていたのである。
フェンスの長さはおよそ6メートル。
壮観だった。
思わず自転車を止めて写真を撮った。
フト、何株のジャスミンなのか?根元はどうなっているのか?気になって見てみると一箇所から複数の茎が出ていた。

これも写真に撮ろうと思って他人様の門の上からカメラを構えてシャッターを切っていたら
中に入って撮りなさい
という声が門の中から聞こえた。
門の中からは優しそうなおじさんが電動ヒゲソリをあごにあてながら出てきた。
すごいですねー、これは。何年くらいですか?
そうねぇ5、6年かなぁ。もとは鉢に入って小さかったのよ。
という会話から始まって、フェンスに這わせるために最初は横へ横へと引っ張ったことなどジャスミンについて教えてくれた。
それ以外にも庭にあるモクレンが花が咲くときれいだとか、おじさんの住所である 二十騎町という変った町名の由来などについて教えてくれた。
暖かな昼下がりに、突然現れてカメラで往来から敷地内を撮影している怪しげなオッサンを親切に迎え入れてくれて、あれこれと教えてくれるおじさん。
なんかホッコリとした気分になった。
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