
そんな訳で久し振りの英国におります。
ロンドンから移動して、コッツウォルズという今や英国ではすっかり有名になった田舎にきた。
素晴らしいホテルは、その昔領主が所有していたものを改装したものでいわゆるマナーハウスという類のものだ。
領主所有だったという広大な敷地を散歩した。
時差ボケなのか、天然ボケなのか、とにかく目覚ましもかけないのに4時半とか5時には目が覚めてしまう。
折角の機会なのでベッドから抜け出して、まずは暖かい紅茶をすすりながら着替えてから外へ出る。
芝は、朝露で湿っているのでホテルの玄関に備え付けてある長靴を借りてしばし散策した。

今日も快晴で朝日がまぶしい。
朝日に照らされてボダイジュの並木が輝く。

さらに森のほうへ歩くと、大きなカシの木の下にブルーベルという球根がまだ咲いていた。
このブルーベルが終わるとスノードロップから始まった球根シリーズもしばし打ち止めとなる。
耳を澄ますまでもなく、鳥たちのさえずりが聞こえてくる。
東京暮らしも好きだ。
好きなんだけど、こういう環境を見てしまうと自分の普段の生活がいかにせわしなく、かつ緑の乏しい生活なのかという気がしてしまう。

一通り歩いてホテルに帰るころには長靴は朝露でびっしょりになり、濡れた芝生が沢山ついていた。

フト振り返ってボーっと景色を眺めていたらば、ピョンピョンピョンと跳ねてきたウサギ2羽と目があった。
なんちゅーか、英国的シアワセってやつだな、これは。
1 件のコメント:
「有名な田舎」というフレーズに笑ってしまいました。
それにしても広い敷地ですね!人工的なゴテゴテ装飾はなにもなく、それでいてきちんと手入れされている・・・いいですね、英国。
満喫してきて下さいね。
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