東京地方は昨日久しぶりに雨らしい雨が降った。
植物たちにとっては恵みの雨だったことだろう。
よかった、よかった。
今週一杯はまだ残暑が厳しいとのこと。
あと一息だ。
さて、暑さに強い花を探していると書いたところ、8月12日に「3時のほほえみ」も暑さに強いのでは?とコメントを頂戴した。
以来、気にしていたのだけどスグに見つけることができなかった。
そして昨日、まさに午後3時ころ、近所で微笑んでいるピンクの花を見つけたよ。
これはハゼラン Talinum crassifolium というスベリヒユ科の花。
花びらが5枚見えるが、直径1センチ程度とかなり小さい。
アスファルトの隙間に根を張って、葉は地ぎわに生えている。
そこから細くて長い茎を伸ばして、その先端に花をつけている。
黒い矢印が葉の部分で、黄色い矢印の先に見えるピンクの点が花なのだ。
茎の長さが1メートル近くある。
この花の写真を撮るのが大変だった。
なぜなら細くて長い茎の先に小さい花が咲いているので、風がちょっと吹いただけで枝が大きく揺れる。
風がなくても揺れてるカンジがする。
なのでシャッターを何回押しても、どうもピンボケのものしか撮れないのだ。
手ごわいぞ、3時の微笑み。
何枚か撮ったなかで比較的まともなものをアップしておこう。
しかし、なかなか見つからないなぁと思っていて、ようやく見つけたハゼランだが、一旦見つけてしまうと目が効くようになるのか、あちこちで見つけることができるようになった。
3時のほほえみってことだったけど、どうも午後3時ころに花を咲かせるので「三時花」「三時草」はたまた「四時草」と呼ばれる場合もあるらしい。
なんで一日のなかのこの時間に花を咲かせるのだろう?
何かしら理由があるはずだ。
そのへんは追々調べてみるとして、まずはハゼランを見つける眼力は身に付けた。
ハゼラン、学習したゾ。
もう大丈夫。
2 件のコメント:
いつも楽しみに見ています。3時のほほえみをとりあげていただき、ありがとうございます。
ほんとうに、なぜ、午後に咲くのでしょうか?
不思議です。私の職場の近くには沢山見かけるのですが、朝はいつも咲いていません。
でも、とてもかわいいので、大好きです。それにしても、アスファルトからも、出てこれてしまうとは・・・・
種苗法のお話、とても興味深いです。
植物の新品種は知的財産なんですね。知的財産という言葉をしりませんでした。知的財産戦略専攻イノベーション研究科という勉強があるのも、驚きました。花咲先生のブログはいつも、いろいろ、知ることが出来、とても楽しいです。
tomacoさん
コメント有難うございます。
3時のほほえみ、時間がかかってしまいまして申し訳ありません。
もうちょっと掘り下げたい花ですね。
また調べて何か分かったらブログで取り上げますね。
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