2012年9月13日木曜日

魅力の葉っぱタケニグサ


こんな植物見たことないだろうか?

案外、近所を歩くと見かけるはずなんだけど・・・

草丈は結構高くて人の背丈くらいにはなるだろうか。

これはクサニグサ Macleaya cordata といってケシ科の植物。

一応花も咲くけど、ご覧のように花びらはなくて白くて糸くずが垂れ下がっているようなかんじでパッとしない。



個人的には、なんといってもその葉っぱの様子にグッとひかれるなぁ。

学名、種小名の cordata は「心臓の形をした」という意味がある。
葉をよく見れば、たしかにハート形をしているが、それになんとも絶妙な切れ込みが入っている。


とても良い塩梅に波型の切れ込みが左右対称に入っているのが分かるだろうか。

そしてこの葉の色がなんともいえない。

緑色にやや粉がふいたような白みがかった微妙な色合いをしている。

というわけで、花にはたいした魅力はないものの、その葉っぱの不思議な魅力に吸い寄せられてしまう。

これもいわば雑草なので誰かがわざわざ植えているものではない。

是非散歩のついでに発見してほしい。



0 件のコメント: