まだまだ頑張る夏の花

9月1日。

年賀はがきの発売は11月１日から、なんて新聞記事を読んでギョッとなった。

もう今年も終りなのか？

この前はユニクロで早くもダウンやヒートテックなんか売っていたゾ、なんて書いたけど、それ以外の店でもダウンやフリースなんかを前面に押しだすようなディスプレイになって、夏物は「最終クリアランス」扱いとなっている。

そうかぁ、そんな季節なのね・・・。

今日は都内でも雨が降ったけど、まとまった雨というよりは、にわか雨的に降ったという感じで水を欲している植物たちにとっては十分とは言い難い。

週末の東京はやや曇りがちな予報だが、来週はまた暑さがぶり返すと言っている。

まだまだ暑さに強い花が幅をきかせることになる。

この前、早朝にとあるスーパーの前を通ったら開店準備のためにビルの中から外へケース入りの鉢花が運ばれているところに出くわした。

ズラ―っと鉢花が並ぶのをみて、いつものことながら日本は平和な国だと思う。

これで誰も持っていかないんだから。

日本人としてこれは誇りにすべき美徳であると思うが、海外ではこうはいかない。

アッという間になくなってしまう可能性大である。

まぁそんなことはさておいて、ここに並んでいる花こそ「暑さに強い花」と言えるのではないだろうか。

これまでにご紹介したものも幾つか含まれている。

ニチニチソウ、マリーゴールド、セラニウム、アメリカンブルー、ペンタス、センニチコウ、ブルーサルビア、といったあたりだろうか。

これからもうちょっと涼しくなると、また秋の花が出回るようになると思う。

それまでの間はちょうど端境期というか、気候的にはなんとも中途半端で出回る花の種類も少なめだ。

今頑張っている夏の花たちにエールを送り、来る秋を楽しみに待ちたいものである。