『東京赤坂には厚い雲が垂れこめて今にも雨が降りそうです』
なんてラジオで言っているのを聴いて『??』となる。
だって既にバケツをひっくり返したように降っているんだから。
その逆もある。
『今、猛烈な勢いで雨が降っています』
なんていうのを聴きながら、自分がいる場所では晴れ間が覗いていたりする。
どうも最近の天気は局地的で、皆で晴れなら晴れの、大雨なら大雨の大変さを共有することはできないみたいだ。
ともあれ、幾らか雨が降ったので植物たちもやれやれと一服したに違いない。
あの四ツ谷駅前のアベリアはどうなったかなぁ。
さて、9月ではあるが、昨日書いたように今は夏の話題でも秋の話題でもアリだと思うので、しつこく「暑さに強い花」について書いてみようかと思う。
ハイビスカスやブーゲンビリアなどは、暑さに強いのは当たり前といえば当たり前というカンジがして意外性に欠けたかもしれない。
でも今日とりあげるペチュニア Petunia はどうだろう?
花も葉もなんとなく薄っぺらくて、強い日差しには耐えらないデリケートなイメージを持っていた。
だから「暑さに強い花」候補からは、真っ先に除外して考えていた。
でもそれは先入観というか、ペチュニアのポテンシャルの高さを侮っていたのかもしれない。
何故なら、暑さに強い花を探そうと自転車をこいだり、近所を散歩していて見掛ける花の中にペチュニアはかなりの頻度で交じっていたのだ。
でも変な先入観があって、意識的にとりあげなかった。
無意識に「無視、無視・・・」とペチュニアの前を通り過ぎていた気がする。
しかしご覧のように強い日差しもなんのその、どっこいペチュニアはかなり頑張っている。
もともとは南米出身で、とくに熱帯や亜熱帯で育っていたらしいと聞いて、
「ごめん、ペチュニア君よ。君のことをちゃんと見ていなかったよ。」
と深く反省した次第。
ペチュニアは色もサイズもバリエーションが豊富だ。
・・・となると、案外夏場最強の花なのかも、なんて思う次第。
しかもお値段もかなりお手頃だし。
見直したゾ、ペチュニア。
2 件のコメント:
このごろは品種改良が盛んに行われていて、徒長せず株がきれいになるタイプや、花が多くつくタイプが増えていますね..ホームセンターでは毎年新品種がいっぱい売られていて、夏前の売れ筋商品でしょうなw花ガラ摘みとかもあまりしないで良いようですぞ..
ぴーさん
経験に基づくお話には「重み」がありますね。
バリエーション豊富なので、これからもっと注目したいと思います。
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