セミしぐれ。
あと何日聴けるだろか。
最近の天気はどうも狂っている。
ドバーっと降ったかと思いきや、カンカン照りだったり。
東京では水源の水位が下がって、このままいくと取水制限なんだとか。
水源にゲリラ豪雨降るべし、なんて勝手なことを思ってしまう。
英国でも最近は雨が少ないという異常気象の影響で hosepipe ban の問題がある。
hosepipe ban ホースパイプ・バン
ホースパイプとはいわゆる水をやるためのホースのこと。
ban ってのは「禁止する」という意味。
つまり水不足となった場合、節水目的のためにホースを使って庭木に水をやることを禁じることをいう。
それじゃぁ植木鉢の花はどうなるのサ?
いやいや水やりそのものを禁じるわけではない。
ホースで水をやることを禁じているのだ。
なのでジョーロで水をやる分には構わない。
ある意味、合理的だよね。
ホースで水をやる場合は、蛇口さえひねればジャブジャブ水が出てくるわけだけど、ジョーロに水を溜める場合は必要なところに必要最小限の水をやることになる。
無駄がない。
ロンドンではしょっちゅう、このホース禁止令が出る。
今年も春先にずっと雨が降らずに、ホース禁止令が出たとたんに雨が降って、以降ずっと雨が降りっ放し、なんていう皮肉な事態だったらしい。
前置きが随分長くなってしまった。
局地的なれど、いちおう雨はいくらか降っている。
これまで耐えに耐えてきた植物たちも一安心していると思うが、それが遅きに逸してしまっている場合もあろう。
今日の写真は、ありがちな道路脇の植え込み。
ありがちな、ツツジが植えられてる。
でも全体の7割くらいは茶色く枯れ込んでしまっている。
どうだろう、これらは元に戻るだろうか?
それとも too late なのだろうか?
東京ではまだホース禁止令というのは聞いたことがないけど、だったらこの植込みにちょっとだけ水をやることはできなかったものかなぁ。
皆さんのご近所でもこうやって茶色くなってしまった植物たくさん見掛けるでしょ。
なんとか復活することを祈るばかりである。
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