何の変哲もない、格子状の排水溝のフタ。
よく見かけるでしょ、こういうの。
でもこの格子の向こうにはちょっとしたオドロキがあったのだ。
ついこの前、同じような排水溝のフタからノゲシのようなキク科の何かが健気に葉を広げている様子をご紹介した。
あれもちょっとした感動を覚えたけど、今日のはもっとスゴイ。
この何の変哲もない格子の向こうを覗いてみよう。
あらかじめ申し上げておくが、これは本当に格子の穴にカメラを近づけて撮ったもので合成でもなんでもない。
なんと葉っぱが青々と茂っているではないか。
ムムムッ、これはヤツデに他ならない。
格子の隙間からわずかに光がさす程度で、終日ほとんど日が当たらない場所なのに。
・・・・なんでまたこんなところで。
もともとヤツデは日陰に強いのだけど、いくら日陰に強いってったってねぇ。
この前のノゲシのような葉っぱはフタの隙間から地上に葉を広げることができていたが、このヤツデはこの格子の穴に対して葉が大きすぎる。
まず間違いなく一生をこの排水溝で終えるのだと思われる。
なんちゅー人生なのだ。
いろいろと哲学的なことを考えてしまったゾ。
2 件のコメント:
花咲ジジイさま
これから道を歩く折には、排水口のふたのところで、
この下にはもしかしてなにか植物が生きているかも!?
・・・と気になってしまいます。
どういたしましょうか。
アンヴァルさん
コメント有難うございます。
そうなんです、我々の想像もつかないようなところで彼らは頑張っています。
排水溝以外にも驚くべきところで頑張っているかも。
そんな彼らの頑張りに気づいてあげることが大切ではないか、と。
彼らから学ぶことが沢山ありそうです。
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