文一総合出版のハンドブックシリーズは本当にお勧め |
樹木(木本)ならまだしも、草(草本)を葉っぱだけで見分けるのはかなり至難の業。
あれかな、これかな、と思いを巡らせたけど決定打には至らず。
ネットで調べる方法を書いたけど、これでダメなら次に頼るのは図鑑の類だろう。
特に文一総合出版というところから出ている各種ハンドブックは本当に心強い。
普通、双葉が出てそのあとに本葉が出ることは朝顔を育てたことがあれば分かるだろう。
その双葉を見て何かを言い当てることができればそれはかなりの上級者、もしくは変態だ。
この文一総合出版から出ている「身近な雑草の芽生えハンドブック」はこのあたりが丁寧に網羅されている。
ただ残念なことに僕はこのハンドブックを所有していないのだった。
本屋で立ち読みして、すごくそそられたけど、そっとそのまま棚へ戻してしまったのだ。
こういう面白そうな本を片っ端から手に入れると、家のなかで納める場所がなくなって収拾がつかなくなってしまう。
因みに文一総合出版のハンドブックで持っているのは「冬芽ハンドブック」「身近な草木の実とタネハンドブック」「カエデ識別ハンドブック」の3冊。
どれも本当に楽しいし、ためになるし、役に立つ。
さて行き詰ったある日、現場を見てみたら黄色い花が咲いていた。
やった!とうとう奴さん尻尾を出した!
花という大ヒントがあれば、正解に大きく近づくことができる。
そしてキク科であることが一目瞭然だったので、あとは一気呵成に「オオジシバリ」という正解にたどり着くことができた。
それにしても葉の状態でキク科であるという発想をこれっぽっちも持てなかった自分が情けない。
分かってしまえば、なんだーってことだけど、改めてまだまだ精進が必要だなぁ。
オオジシバリは漢字では「大地縛り」となり、確かに白い地下茎が地面を縛り付けるようにめぐらされる様子は言い得て妙である。
勉強になったなぁ。
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