地面に這うような小さな植物 コニシキソウ を昨日はご紹介した。
今日のもかなり地味だぞ。
地面すれすれに匍匐する様子はコニシキソウと変わりない。
でも腰をかがめてよーく見て欲しい。
まず葉っぱの様子が決定的に違うでしょ。
コニシキソウは葉っぱが楕円形をしていて縁に切れ込みはなかった。
これを全縁という。
しかし、今日の写真を見ると、葉っぱの縁に切れ込みがある。
似ていて否なる植物であると分かる。
これは ゴウシュウアリタソウ Chenopodium pumilio というアカザ科の植物だ。
コニシキソウはトウダイグサ科なので全く別モノである。
それにしても変わった名前だ。
ゴウシュウって、やっぱりそれは豪州、つまりオーストラリア由来であると分かる。
昨日のコニシキソウの花も小さくて、かつ地味だったので判別が難しかったけど、このゴウシュウアリタソウの花も小さくて地味だ。
葉の柄(葉腋)部分に小さくて地味な花をつける。
球形状の粒のようなのが花だというのだから驚かされる。
最近、老眼がすすんだせいか、このくらいのサイズの花を見ても現場では何も分からない。
「くっそー、何にも見えないゾ」
歳をとったんだなぁ、とフト寂しくなる瞬間である。
2 件のコメント:
毎日ブログ読ませていただいてます。コニシキソウもゴウシュウアリタソウも私にとっては憎っくき雑草のなにものでもなかったのですが、花粉をアリが運んでいる、、など知ってしまうと抜いてしまうのにも躊躇してしまいそうです!
匿名さん
コメント有難うございます。
良いと思いますよ、ためらわずに抜いてしまって。
それくらいでは彼らはへこたれないと思いますし、そのくらいでちょうど均衡が保たれるんだと思います。
まさに雑草魂ってやつです。
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