渡英前夜・・・

この前イギリスに行ったのは５月末。

ほどなく再び渡英前夜を迎えております。

締切の原稿もキッチリと片づけてとりあえず「目先」のやらねばリストはほぼ消し込んだものの、まだまだやらねばリストに多くの項目が残っている。

気は重いが前に進まねば。

前回はチェルシーフラワーショウを見るツアーに帯同したのだけど、今回はまったくの一人旅。

とは言っても遊びに行くのではなくて、庭に関する情報を集めてくることが目的だ。

とりあえずハンプトンコートパレスフラワーショウとオランダで開催されているフロリアードはおさえておく。

それよりも今回の大きなチャレンジというか試みはまだ誰も見ぬプライベートガーデンを発掘してこようということだ。

英国に滞在していたときの仲間でガーデンデザイナーとして活動しているのが何人かいる。

とくに昨年久しぶりに会った友達から

「サイモンが今はガーデンデザイナーとしてロンドンを中心に大活躍しているんだって・・・」

と聞かされて　「！！」　と閃いた。

ガーデンデザイナーとして活動している仲間に彼らの「作品」、もしくは彼らのツテで一般に公開されていない個人の庭（プライベートガーデン）が見れないものか、と。

早速彼に連絡を取ってみた。

細かい経緯は割愛するが、彼は快く引き受けてくれて２日間に渡っていろいろと案内してくれることになった。

同様の手口でヨークにても２日間、さらにケント界隈にても１日、それぞれ別のガーデンデザイナーに知られざる庭を案内してもらう。

手作りの行程表は当初隙間だらけだったが、今は寸分の隙もなく予定が詰まってしまった。

ロンドンを中心に北はヨーク、南はケントと移動するので今回は車は借りずに電車で移動するつもり。

たぶんクタクタなので電車で寝れればちょうど良いのではないか、と。

さらに現地に着けば友人が迎えに来てくれて、さらには泊めてくれるので車も借りる必要がないし、宿も手配する必要がないという、有難きことこのうえない旅となっている。

今回はロンドンに飛んで帰り道にオランダによるのだけど、イギリスにてはホテルには一切泊らない。

ロンドンではキューガーデンのすぐ近くにある、昔下宿していた家に泊めてくれる。

キューガーデンにもちょっと用事があるので寄ろうと思っているし、ハンプトンコートも近い。

イギリスを離れ日本に戻ってかれこれ6年近くになろうとするが、いまだにこういう関係が続いていることを大変有難く思う。

5月の旅もご一緒させていただいたメンバーの方々に恵まれて楽しく、そして実りの多いものだった。

今回はホテルにも泊らない、友人を頼っての一人旅。

趣はまったくことなるけど、いずれもイギリスという魅力には変わりない。

何かとてつもないものを掘り当ててくるような、そんな予感がする今回の旅であります。

出来る限りこのブログもアップしたいと思いますが、ホテルに泊まるわけではないのでネット環境も分からず日々更新できるか・・・・。

楽しい報告ができるよう頑張ります。