2012年7月6日金曜日

キューガーデン界隈


今回はどうやら天気がもつか、どうか、というあたりが最大の問題となりそうだ。

5月に来たときは朝起きれば燦燦と日が射していて、晴れていることが当たり前のようだったが、あれは今考えるとやはりちょっと異常だったのだろう。

今も空は厚い雲で覆われていて、その雲の上を行き交う飛行機の音だけが聞こえる。

天気予報では今日は下り坂なんだとか。

トホホ。

さて、天気ばかりは嘆いていてもはじまらない。
前を向いて進むしかあるまい。

朝食を行きつけのカフェでとった。
いわゆるフルイングリッシュブレックファーストというもので、ガツンと腹ごしらえをして気合を入れた。

早速向かったのはやはりキューガーデン。

やはりちょっと間をおくと、ちょこちょこと変わっていることがあるので目が離せない。

しかしながら園内には知り合いが多く、ちょっと歩いていは誰かに遭遇して立ち止まる。
しばし近況などを話して再び歩き出す。

僕がキューを離れて6年近く経つので、最近は知らない人も増えてきた。
近況のなかでも 「誰々はもう辞めた。どことかへ移った。」という話がとても多くて一抹の寂しさを感じる。

この度ダイレクターといって、いわば園長も新たに交代することになっている。
学校の校長もいつの間にやら辞めてしまったらしい。

クラスメイトだったカルロス君を呼び出して園内のカフェで一緒に昼食をとった。
スペイン人らしく饒舌にまくしたてる様子をとても懐かしく聞いていた。

最近のロンドンはとにかく雨が多くて人々はウンザリしているようだが、植物たちにはまずまずグッドニュースのようだ。
お陰で芝生は青々としていて、皆芝刈りに精を出している。


バラは大方終わっている、もしくはピークを過ぎて下降線。
バラで覆われているはずのパーゴラもちょっと寂しい。

ロンドンらしく、ときおり晴れ間がのぞき暑くなる。
かと思えばさーっと曇ってきてひんやりする。
そんなことをずっと繰り返している。


写真を撮るのも日の射し具合でまったくカンジが違うので困ったものだ。

3時過ぎくらいにキューをあとにして、リッチモンドへと向かった。
週末にでかけるヨークへの切符を手配するためだ。

ついでに近辺を散策した。

一番上の写真はテムズ川脇のパブリックフットパスのあたり。
たまたま天気が良く、のんびりした雰囲気がおわかりいただけるかと思う。

夕方には仕事を終えた友人たちと近所のパブで一緒に夕食をとって家に戻ったのは10時を過ぎていた。

今日もかなり歩いたなぁ。
食べる以上にカラダを動かしている。
だから思いっきり飲み食いして良いノダ、と納得させて活動初日を終えた。
  


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