ヌルデ Rhus javanica とはちょっと変わった名前だと思わないか?
ヌルヌルしちゃうのだろうか?
学名の種小名をみると japonica ではなくて javanica というのも珍しい。
インドネシアのジャワ島あたりを原産とするのだと想像される。
ウルシ科の植物であり、その葉に特徴がある。
まず奇数羽状複葉といって、小さな葉(小葉)が奇数枚ついている。
①と②、③と④、⑤と⑥、⑦と⑧がそれぞれペアになっていて、先端に⑨がくっついて奇数枚となっている。
そしてこれら全部を併せて一枚の葉っぱというわけだ。
小葉それぞれが一枚の葉とは言わないのでご注意を。
そして面白いのは小葉と小葉の節間に翼(よく)がついていること。
単なる茎にしては太いでしょ。
これは翼がついているからであります。
なんでこんな翼がついているかは分からない。
基本、山の木々の多い場所などに育っているので、少ない日光をより効率的に浴びるためかもしれない。
しかし、この葉には特徴があって見れば一発でヌルデと分かるわけだ。
覚えておいて損はない。
さて、こういう葉っぱについて代々木公園を舞台に子供たちと一緒に観察しようという
を8月12日(日)に開催します。
今回は初の試みとして、午前中に「花について」を開催し、午後に「葉について」を開催します。
「自分だけの植物図鑑を作ろう!!」は全4回シリーズなのだけど、6月17日に開催した「第1回花について」を逃してしまった子でもキャッチアップできるようになっています。
詳しい内容・お申込みは コチラ をご覧ください。
夏休みの宿題にもってこいだよ!!
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