一緒に英国に行きませんか、というお誘いをしております。
行き先や、旅の楽しみなどお話してきたが、食べ物の話になって俄然力が入ってきてしまった。
あまり食べ物の話ばかりしていても、それこそ食傷されると思うので今日の話で一応ストップしようと思う。
言い訳ではないが、今日の話は庭と関係がある。
そう、紅茶の話。
そしてクリームティーといわれるスコーンと一緒にいただく紅茶の話だ。
英国で庭巡りをしていると、とくに個人邸のお庭にお邪魔したときなど、「紅茶でもいかがですか?」と声を掛けられる。
紅茶を頂戴しながら、オーナーの方と庭談義に花が咲くなんてことはよくある話だ。
庭師も日本の植木屋さんと同様、午前10時、午後3時にお茶の時間がある。
庭に限ったことではないのだが、紅茶というのは人と人を繋ぐ不思議な役割を担っていると思われる。
僕はとくにスコーンにたっぷりとバター、クロッテッドクリーム、ジャムを塗りたくったものが大好きで時々ゆったりと庭に腰掛けて優雅な時間を過ごした。
さすがに毎日はこんなことはできない。
今日の写真はケンブリッジのものなので、生憎今回の旅程に入っていないが美味しい紅茶にはありつけるはずである。
クリームティーの有名なその庭はご覧のとおり緑に囲まれたひっそりした場所にある。
白く咲いているのはニワトコの花だ。
セルフサービスで自分の好きなフレーバーの紅茶、スコーン、ケーキ、サンドイッチなど運んでくる。
このセルフってあたりが気取っていなくて良い。
紅茶は小さいながらポットにて供される。
鳥のさえずりが聞こえて平和そのものだが、やがて鳥が目の前にも降りてきてちょっと分け前をくれと催促の視線を投げかけてくる。
・・・・なんちゅー平和な情景なのだろう。
旅といって、えてして時間に追われてあれもこれもとなるのも分かるが、時にはのんびりと時を忘れる瞬間があってもいいのではないかなぁ、なんて思う次第。
【花咲ジジイ的スコーンの食べ方】
①まずスコーンを半分にナイフで切れ込みをいれて半分に割る。
②バターを塗る
③バターの上からクロッテッドクリームをたっぷり厚めに塗る
④ジャムも残してはいけないので、ジャーの半分の検討をつける
⑤ジャムをジャーの半分量たっぷりと塗る
⑥ジャムをクロッテッドクリームの上に均一になるようのばす
⑦口一杯頬張る。シアワセを噛締める。残ったスコーンのもう片方にも同じことをするので楽しさは2倍!
2 件のコメント:
このところイギリスの食べ物の話が続くので本当に嬉しい。写真も眼福で満腹。あ、ブログの趣旨と違うところでヨロコんでしまってすいません。お庭の写真も素晴らしいです。
ジジイさんの食べ物話の力の入りように、つい引き込まれてしまって(笑)。
じゅんぺいさん
コメント有難うございます。
「英国旅へのお誘い」とはいえ、やや花咲ブログの主旨からずれてしまっていることは反省しておりまして、そろそろ軌道修正しようかと思っています。
でも楽しいことって、スラスラといくらでも書けてしまうんで困ったものです。
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