こんばんは。
ご無沙汰しております。
英国旅へのお誘いということで、さまざまな角度から英国の魅力についてお伝えして参りましたが、本来の花咲ブログの主旨に照らせば、ややズレがあることは自覚をしておりました。
そろそろ軌道修正をしなければ、と思いつつお伝えしたいことが次から次へと頭に浮かんできて止まらなくなってしまった。
もっと書こうと思えば書けるが、そろそろもとの世界にもどらねばなるまい。
この2週間の間に京都の東山動植物園にも行ったし、今日は気温も上がってかなり春めいた。
ということで植物ネタもたくさんあるので、何から書こうかと迷うところであります。
そこで復帰第一弾はイチョウに宿るヤツデのお話。
大きな樹に小さな植物が場所を借りて住まうという話はこれまでに何回か書いてきたと思う。
こういうものが目に付くのはホストとなる樹が落葉樹であって、全ての緑色の葉を落として枝だけになったところに一部だけ緑が生茂っているので目立つからだと思う。
今日の写真であれば、大きなイチョウの幹にこんもりと緑が繁っているのが分かるだろうか?
黄色く囲ったのがそれだ。
これはヤツデで、かなり大きく育っている。
恐らく鳥か何かがタネを運んできたんだろう。
イチョウの幹が分かれて枝を伸ばしている、その分かれ目に土やホコリが溜まって、そこに根を張っているのだろう。
ヤドリギのように樹の幹を突き刺して根を張るという寄生(ヤドリギの場合は正確には半寄生)しているものとは違う。
地上3メートルくらいの高さで見事に根付いている。
冬の日照の少ないときにはイチョウは葉を落としているので太陽の光が十分に届くし、夏の暑い盛りにはイチョウの葉が直射日光を遮ってくれる。
ある意味、理想の場所にこのヤツデは根付いているように見えるなぁ。
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