英国の旅へのお誘いをしています。
毎日違う角度から今回の英国ツアーの魅力について熱く語ってきましたが、いくらでも語れてしまうというか、本当に僕自身イギリスという国が大好きで、より多くの方々とこの素晴らしい経験をシェアできればと思っております。
このブログを読んでご興味を持っていただければ大変嬉しく思います。
というわけで今日はランドスケープについて。
英国最高峰の山といったってスコットランドにあるベンネビス山(Ben Nevis)が1,344メートルあるに過ぎない。
要するになだらかな丘がどこまでもウネウネと続くのが英国の典型的な地形であるといえる。
ビートルズの歌に「The Long And Winding Road」があるが、まさにこの長く曲がりくねった道こそがイギリスの田園風景の象徴であると思う。
車を運転すると、この楽しさを心ゆくまで堪能することができる。
イギリスには高速道路にあたるMロード、国道にあたるAロード、一般道にあたるBロードなどがあるが、急いで移動したいときはMロード、ゆっくりと田舎の風を感じつつ景色を眺めつつ行くならばBロードをオススメする。
一番上の写真なんかはBロードで見られる景色の典型だ。
細く長く曲がりくねった道がどこまでも続き、道路脇にはアブラナ畑が延々と続く。
花はキレイだが、アブラナの花のニオイでむせそうになるくらい。
それも田舎の良さなんである。
あるいは麦畑がどこまでも広がっていたり。
そして畑の真ん中にイングシッシュオーク(樫)の古木がポツンと佇んでいるのは英国の田園風景以外の何ものでもない。
もちろん羊もあちこちで草を食んでいる。
目に飛び込んでくるすべてが英国そのものだ。
のどかだなぁ、平和だなぁ。
当たり前なのだが、これはなにも誰かが計算してそうなっているのではなくて、これが英国の素の姿なんだと思う。
庭めぐり、庭園めぐりは楽しい。
でもそれは人間が人為的に自然と折り合いをつけながら創り出した空間。
もちろんそれも良いんだけど、移動のときなどに目に飛び込んでくる風景、すなわちランドスケープも素晴らしいんだよ、と強調しておきたい。
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