実は街は植物で溢れている。彼らは色、カタチ、ニオイなどで「ここにいるよぉ」と静かなるメッセージを出している。そこには時として胸を打つドラマがあったりもする。そんなやもすると見過ごしてしまいそうな愛すべき彼らにあまり肩肘張らずにゆる~いカンジでスポットライトを当てる。日々の「あれ何だろう?」という好奇心に素直に向き合うブログ。
2012年2月14日火曜日
とっておきの庭
昨日はヨークシャーの隠れたる個人邸の庭をご紹介した。
今日は個人邸といえば個人邸であるが、スケールがやや大きい。
そしてこれも隠れたる名園である。
たぶん、おそらく、日本人でこの庭を知っているのは僕だけではないかという気がする。
何故なら、それほど辺鄙なところにあり、それほど限定公開されているからである。
いつ行っても開いていて見せてくれるというわけではない、高飛車な庭なのだ。
実は僕がヨークに住んでいたときに、通っていた園芸学校のガーデンデザインの授業の一環として先生が連れて行ってくれたのがこの庭だった。
最初の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
昨日書いた、シシングハースト、ヒドコート、グレートディクスターなどの有名庭園となんら遜色のない素晴らしい庭だと思う。
比較的小さなスペースに庭のエッセンスがぎゅっと凝縮されている。
ガーデンデザインに興味のある人であれば夢中になってしまうこと請け合いである。
今回のツアーの企画をするについて、この庭は是非入れるべきとRHSJの方に熱く熱くお願いして旅程に組み込んでもらった。
細部にわたって気が利いていてシビれてしまうくらいの庭である。
これは行かないテはないと思うんだけど・・・。
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