昨日はやっかいなアカメガシワについて書いた。
たかが雑草といっても、たいした生命力で、放っておくとその勢力をどんどん拡大するのだ。
そのお庭にはもうひとつやっかいな雑草(?)があった。
それは何かといえばササである。
上の写真のように、普段我々の目に触れるササというのは地面よりも上の部分だ。
これを取り除こうとして地上にある葉を刈った程度では全然へこたれないのだ。
なぜか?
下の写真を見てほしい。
地上にある緑の葉の下には水平方向に地中を縦横無尽に地下茎が伸びているのだ。
地上にある緑の葉をいくら刈り込もうが、この地下茎のちょっとでも残っていようものなら、そこからまたむくむくと再生するのだ。
じゃぁこの地下茎をすべて取り除けば、ササは撲滅できるということになる。
言うのは簡単です。
理屈ではその通り。
でもそれは実際には不可能な話。
もし徹底的にやるならば、丁寧に土を掘り返して、さらに土をふるいにかけるなどして根の微塵ですら残さないという気概と覚悟が必要だ。
同じような理屈で、スギナもドクダミも根を横方向にあちこちに張り巡らせるため実質的に撲滅はほぼ不可能なのだ。
まさに不死身のタフガイといえる奴らである。
さぁ、明日はいよいよ子供たちとの自然観察最終日。
予報は芳しくないし、実際今も外は小雨が降っている。
ここ数日間、好天続きだってのに、なんでまた明日に限って・・・・
頼む!晴れてくれ!
と願いつつ今日は早めに床につこうと思う。
2 件のコメント:
うちの実家は杉の子(正式名は不明)が酷かったのですが、父がどこから聞いてきたのか、80cm程敷地内の土を取り除いて一面に廃油を撒きました。
それ以来25年間全く杉の子は生えてこないです。
現在上っ面では普通に花や木が植わってます。
荒療治ですね。
でも効果はあるのでしょう。
80センチ庭の土を取り除くってのもかなりの手間ですね。
杉の子は想像力を逞しくすると、おそらくスギナだと思います。
スギナも厄介な雑草です。
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