とある4階建てビルの屋上にのぼった。
落葉が雨どいをふさいでいないかチェックし、そしてついでに落葉の掃除をするためだった。
案の定、屋上にはたくさんの落葉があった。
すべてケヤキの落葉だった。
用意したゴミ袋にどんどん詰めていくだけのことなのだが、僕にとってはケヤキの落葉は宝の山に見えた。
なぜって、ケヤキの落葉にタネがたくさんついているからだ。
これまでにも、このブログで何度か書いてきたが、ケヤキはタネを遠くへ飛ばすためにタネのついた枯れ枝ごと風にのせて飛ばす。
なので枯れ枝を注意深く見てみると小さなタネが付いているのが分かる。
これを解説しながら見せると子供はモチロンだけど、オトナも結構盛り上がるものだ。
今のこの時期にしか見ることができないので、僕はタッパーなどに入れて保管している。
そのタネ付きの枯れ枝を拾いに散歩のときなどにわざわざ容器をもってでかけることもあるのだ。
でも、このときは掃除のついでに状態の良いケヤキの枯れ枝が山ほどあったので、ゴミはゴミとして集めて、ある一定量は別の袋に入れて持ち帰ることにした。
同じ枯葉でも人によっては単なるゴミで、人によっては宝にもなるというオモシロイ話。
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