2011年11月6日日曜日

「植物図鑑」奇跡の最終回


今日は子供向けの自然観察イベント『自分だけの植物図鑑を作ろう!!』の最終回だった。

これまで 「葉」「花」「茎・根」 とやってきて、最後は実りの秋にふさわしく 「実」について取り上げた。

日比谷公園は東京のほぼ中心に位置し、ビル群に囲まれた環境ながら色んな樹木が色んな実をつけている。


マテバシイ、シイノキ、コナラ、アベマキ、シラカシ・・・
子供たちと歩いてドングリだけでも簡単に5種類見るけることができた。

他にもイロハモミジ、トウカエデ、ヤマトアオダモ、アキニレなど翼(よく)を持つ実など、アッという間の2時間だった。

コナラのところでは、子供たちは
「コナラ?オナラ?」
と、お約束の盛り上がりだった。

僕も小学生のころは、そのへんに一番反応したものだ。

一番心配していたのが天気。
最近は秋とは思えないほどの陽気と好天に恵まれていたのに、日曜日だけずっと雨の予報だった。

頼む、晴れてくれ!!
と祈りつつ昨晩は床についた。

夜寝ていても雨音が聞こえていたので、ハラハラしっぱなしだった。

朝起きて朝刊をとりに外へでると、晴れてはいないが降ってもいない。

多少の雨でも強行しようと思っていたので、決行とした。

結局我々が日比谷公園を歩いている最中は一滴の雨も降らなかった。

前回も台風の真っ只中だったが、なんとか濡れずに開催することができた。
もう神がかり的というか、奇跡としか言いようがない。

イベントが終わって家に向かうとポツポツと降りだした。

神様ありがとう、というか子供たちの行いが良いからかなぁ、などとと本気で思ってしまう。

それと日比谷公園という場所柄か、毎回色んな宣伝カーが大音量で近くを通り過ぎたりして子供たちに声が届きにくいなんて場面も多々あった。

今日なんかは公園内のいたるところに警察官が立っていてモノモノしい雰囲気だった
どうやら日比谷野音のイベントと関係があるらしいのだが、彼らがシュプレヒコールをあげつつ我々の脇を通っていった。

子供たちは純真で、すぐにそのシュプレヒコールを真似して歩き出した。

角、角、に立つ警察官たちにも敬礼していったりするものだから、警察官の方々も敬礼で返してきたりして、子供ってのはつくづく面白いなぁと感心してしまった。

子供たちといると自分も童心に戻れるのがなんといっても楽しい。

最後には
「楽しかった」
「来年も来たい」
なんてことを言うもんだから、柄にもなくちょっとだけ目頭が熱くなってしまったゾ。

そんな訳で2011年度の親子参加型自然観察「自分だけの植物図鑑をつくろう!!」は無事に終了しました。

天気に恵まれ、参加者に恵まれ、感謝感謝です。

また来年度もさらにパワーアップしてやっていこうと思っているので、今年参加できなかった方は来シーズン是非ご参加下さい。

皆、また元気に会おうね!!!



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