2011年10月31日月曜日

ハロウィン


日曜日のことだった。

仕事に向かうため朝7時過ぎの地下鉄に乗ろうとしていたらば、妙に彫りの深い顔つきの男性が歩いてきた。

外国の方と一目で分かった。
でも、そのいでたちが変わっていた。

ヘルメット、鉢巻風のタオル、作業着、黄色のリフレクター付き安全ベスト、太い作業ズボン、地下足袋・・・。

僕はてっきり工事現場で働く出稼ぎの外国人なのだな、と思った。

「こんな朝早くから、しかも現場でもないのにこのいでたち、ご苦労様」 と心の中で思った。

しかし、そんな日本人の伝統的労働スタイルがキマる外国人もいるんだなぁ、などと変に感心して電車に乗り込んだ。

電車の席の隣に座っていた外国人のお兄さんはボロボロのジーパンを履いて、口元から血を出していた。
血はどうやらメーキャップのようだった。

さらには、車両を移動するために歩いてきた日本人女性2名組もエラく短いスカート、エラく派手なお化粧と早朝とは思えないド派手振りを発揮していた。

しばらくたってから、ようやく何が起きているのか腑に落ちた。

それは日曜日の早朝であった。
察するに土曜日の夜からほぼオールナイトで、ハロウィンパーティーと称して盛り上がり、徹夜明けで家路に着こうという人々に遭遇したのだと思う。

ハロウィンと仮装というのはかなり関係が深そうだ。
だからヘンテコな格好をした人たちに日曜の早朝から遭遇したのだろう。

しかし、このハロウィンというのは、何回説明されても何なのかが良く分からない。

仮装をして出掛けて羽目を外したいとも思わない。
カボチャをくり貫いて遊んでみたいともあまり思わない。

年をとっちまったってことなんだろうか?
感受性もだんだん錆びてきちまったってことなんだろうか?

年々盛んになるハロウィンにちょっとついていけない一抹の寂しさを感じてしまうなぁ。

今日はハロウィン。
あなたは何か特別なことをしましたか?



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